2010年8月18日水曜日

通訳探し難航

昨日は、午前中は労働福祉局の一番偉い人(部長?)に会いに行き、9月のセミナーの地方参加者の交通費等のこと、9月から始める介助者プロジェクトの件の最終確認を行いました。
「お金がないから・・・」という、役所お決まりの言葉を言っていたんですが、とりあえず、セミナー参加者のお金は地方の役所が負担してくれることに。
介助者プロジェクトは、来年からにしてくれないか、と言われましたが、それは遅すぎる!という話をし、またセミナーが終わったら話し合うことになりました。
彼がセミナーで政府関係者代表あいさつをしに来るので、今回のセミナーでいかに障害者にとってこの活動が必要か、というのを見せれるかが、重要になってきました。
ちなみにこの人、軽いポリオです。

昼からは、通訳者探しに、日本語学校めぐりをしました。
でも、モンゴルは、どこもかしこも夏休みでみんな田舎に帰り、どこへ行っても、9月にならないとみんな帰ってこないからはっきりした返事ができない、とのこと。
しかも9月から学校が始まるので、先生も授業があるからどうなるかわからないと言われ、一応連絡をもらうことにはしてますが、直前過ぎるしそんなん期待して全滅やったらセミナーが成り立たないし、困り果ててました・・・。

最後に、モンゴル日本文化センターへ。ここでも日本語の先生が集まるらしいのですが、会議中で会えず。どうしようかなぁと思ってると、ロビーで何人かが新聞や本を読んでる姿が目にとまりました。
だめもとで、声をかけてみよう、と思い、「誰か日本語わかる人いますか?」と言ってみました。
ほぼ無視されましたが、1人だけこっちを見てくれた人が!日本語で今回のセミナーのことを説明し、通訳できるボランティアを探している、と伝えると、「大丈夫ですよ」と言ってくれました。普段日本語の先生や、通訳をやっている人でした。きれいな人ですよー!

このロビーは穴場かもしれない、ということで、ちょこちょこ行って、「誰か~」戦法で地道に見つけていこうかなと思っています・・・。

夜は、「THUKI HOUSE」という劇場で、モンゴルの伝統的な踊りや歌をやっている、ということで、ツーモと見に行きました。
ホーミーはすごい!!話に聞いていただけで、実際に聞くのは初めてだったので、ほんまにびっくりしました。どこから声を出したらあんなんになるんやろってくらい。
馬頭琴の音色もすごく良いし、軟体ショー?も少しだけあったんですが、めちゃめちゃ体柔らかくて、驚きでした。
モンゴルの伝統的なものを少しずつ見せてくれて、1時間半700円。
モンゴル文化あんまり知らない人は、結構見る価値あると思いますよー。

ちなみに今日は雨です。ツーモの家からバスで事務所に通っているのですが、雨のせいなのか?いつものバス停より1つ手前で降ろされました。
さらに歩道も車道も大きい水溜りだらけ。5センチは溜まっているであろう水溜りなので、どこを通れば無事事務所にたどり着けるか、さらに車も気にしながら、結構大変でした。

ついでに言うと、モンゴルの交通事情は最悪です。
短い夏の間に済ませなければ、とあっちこっちで道路の補修作業をやってるんですが、がたがたの道プラスいろんなところに掘り返した土やアスファルトの山が。それを避けながら車も人も通行してるので車線とか関係ないし、さらに大きい交差点の信号は止まってるし、しょっちゅう事故があるみたいです。