2010年8月23日月曜日

週末の出来事。

昨日今日と、モンゴルは結構暑いです。
多分これが本当のモンゴルの8月なんでしょう。

土曜は、ウランバートルから50キロ程離れた場所にある、リハビリテーションセンターへ、バヤール、ズラス、チョカ、ガンバ、ドーギー、私で行ってきました。
(アベラさんはモンゴルとロシアの障害者団体会議?みたいなのが金曜にあって、土曜はロシア障害者の観光に通訳としてついていきました。)
このリハビリテーションセンターは、2000年にできたらしく、モンゴルのほとんどの障害者がここへ通って、一通りのことができるまでリハビリします。1日50人くらいの人が訪れるそうです。
バヤールたちもここに通っていて、ここでみんなと出会いました。
ここがバヤールたちの活動の原点です。

障害者になって、外出もしたくないし、どうやって死のうか、と考えていたバヤールも、ここに来て、チョカたちに出会い、いろんな話をし、どんどん元気になっていったそうです。
リハビリをしに来るというより仲間に会いに来る場、といった感じです。
所長のトヤさん(せき損)もいい人そうで、思い出話や近況を報告しあってました、多分。

ここは、ウランバートルから50キロ離れているので、もちろん回りは見渡す限り草原、山、ヤギ羊牛馬しかありません。
せっかくなので、トヤさんの知り合いの遊牧民の家を訪問。
馬乳酒をごちそうになりましたが、私にはちょっと無理でした・・・みんながぶ飲みでしたけどね。
馬の乳搾りも見せてもらったし、羊も1匹捕まえるとこも見ました。
その横で私はなぜかヤギになつかれて、車に乗るまでずっとついてこられてました。
(その後、羊はズラスの手によって息の根を止められてました。ズラスは障害者になる前遊牧民だったので)

夕食を食べて、バヤールたちは話をしていたので、私はドーギーと一緒に散歩へ。
小高い山があったので、それに2人でのぼり、夕日を見ました。
鳥と羊の鳴き声と、風の音しかしない、360度見渡す限り低い山が連なっています。
こんな自然の中で、遊牧民としてシンプルに暮らすのも、きっと悪くないんだろうなぁ、と思える景色でした。

夜は星を、ということで結構遅くまでいましたが、ウランバートルから50キロしか離れていないこと、さらにこの日は月がめちゃめちゃ明るい夜で、空一面星!といわけにはいきませんでした。

でも、やっぱりモンゴルに来たら、田舎に来ないとほんともったいないな、と改めて思った一日でした。

そうそう、金曜の夜は、ツーモとその友達と、ディスコにも行きました。
モンゴルで会う人会う人に絶対ディスコを勧められるので、まぁせっかくだから、と思って行きましたが・・・モンゴルではお酒は飲まないと決めてましたが、飲まずにはおられん感じで手を出してしまいました。
一人、めちゃめちゃ頭を振って長い髪を振り乱して踊る女の人がいて、その人を見てるのはおもしろかったけど、やっぱりディスコはそんな好きじゃないなぁ・・・